学習研究社の復活のための作戦の最後の詰めのため、湯治をすることにした。
学習研究社のためを思い、ここまで作戦を展開してきたが、相当に疲れてしまった。
日光グランドホテルにて湯治をしつつ、最後の詰めを考えていた。
日光グランドホテルを選んだのは、大山康晴名人の常宿だったからだ。
きっと、ぱぱちゃんにもよい考えが浮かぶだろう。
ここは、大山康晴名人が常宿としたこともあり、将棋の名人戦も何回か行われた。
今年（平成１６年）になって、羽生善治氏が奥さんと子供さんを連れて来たとの情報を得た。
お湯に浸かっては考え、考えては浸かった。
そして、ある日の朝、霧が晴れるように、販売作戦は完成した。